2023 12月発売の注目国内ミステリ小説【本格ミステリ好きが独断で選んだ】

*紹介しているものは個人的に注目している作品です。
*発売される作品を網羅しているわけではありません。

今月はついに、2024年版の「このミステリーがすごい!(宝島社)」「本格ミステリベスト10(原書房)」「週刊文春ミステリーベスト10(文藝文春)」のランキングが発表されます!
《このミステリが読みたい!(早川書房)のランキングはは11/25発売の「ミステリマガジン2024 1月号」にて発表》

さらに、「本格ミステリベスト10」の編著をしている『探偵小説研究会』が、2011~2021年の10年間の本格ミステリを、傑作300タイトルで語るガイドブックも発売されます。

幸か不幸か、12月はこれといったミステリ小説の刊行がないので、各種ランキングに入った読んでいないミステリをゆっくりと読めそうですね。

ミステリランキング・ガイドブック

2日 単行本『本格ミステリ・エターナル300』(行舟文化)

本格ミステリのガイドブック

2011~2021年。10年間の傑作300作品のレビュー本

書誌情報

発売日:2023/ 12/ 2
出版社:行舟文化
予価 :¥1,980(税込) 
ページ:244ページ

5日 『このミステリーがすごい!2024年版』(宝島社)

今年の表紙、特集は『名探偵コナン』

ミステリ小説のランキングの他に、
コナンの作者の青山剛昌先生と、作家 東野圭吾先生の対談
ミステリ作家が選ぶ「名探偵コナン」のベストエピソード
17年ぶりに人気シリーズの新作を刊行した京極夏彦先生へのインタビュー
など、読み物も充実しています。

ミステリ作家たちの2024年の、刊行や連載の予定、今書いている作品など新作情報も載っているので、来年のミステリ小説への期待も高まります。
……まあ、ここで刊行するって言って刊行されないものもあったりするのだけどね。

書誌情報

発売日:2023/ 12/ 5
出版社:宝島社
予価 :¥900(税込) 
ページ:208ページ

7日 『2024本格ミステリ・ベスト10』(探偵小説研究会 編著 原書房)

今年の特集は、江戸川乱歩デビュー100周年ということで「暗号ミステリ」

17年ぶりに百鬼夜行シリーズを刊行し話題になった京極夏彦先生のインタビューが掲載されています。

例年と同じであれば、ミステリ作家が新作近状が載っています。
『このミス』の新作情報とは作家の品ぞろえが違っていて、どちらにも載っている作家の新作情報は、同じようなものがあれば違い物もあったりとなかなか面白いです。

内容も充実しており、ランキングだけを目当てに購入しても楽しめるかと思います。

書誌情報

発売日:2023/ 12/ 7
出版社:探偵小説研究会 編著 原書房
予価 :¥1,100(税込) 
ページ:ページ

新刊

8日 単行本『名探偵じゃなくても』(宝島社)

『名探偵のままでいて』の続編
おそらく、前作を読んでから読んだ方がいい

作者は「ナインティナインのオールナイトニッポン」などを担当する現役の放送作家

レビー小体型認知症という幻覚が見える認知症になってしまった老人が、安楽椅子探偵となり不可解な事件を名推理で解決するミステリー

書誌情報

発売日:紙版 2023/ 12/ 8   電子版 同日
出版社:宝島社
予価 :¥1,650(税込)紙版 
判型 :単行本
ページ:ページ 紙版

 

他にも気になったものがあれば、随時更新します。

ミステリ
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うぐいすくん

読む本の9割がミステリと漫画
 
特に本格ミステリが好き
 
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